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“FX初心者でも分かる取引入門@マルルン” “株初心者でも分かる取引入門@マルルン" “マルルンおすすめの株主優待”

株主優待について株初心者に分かりやすく説明

株主優待とは

株主優待とは、会社が株主に対し、割引券や優待券、時には食べ物やご当地の特産品などを贈呈するシステムで、現代では上場企業の810社以上がこのシステムを設定しています。

西洋では、株主への還元は配当にするべきとの認識があり、さほど浸透したシステムではありませんが、国内では株主優待がおめあての投資家が多く、結論として長期保有の投資家を増やす事に役立っているという捉え方ができます。

ちなみに、株主優待をもらうためには、その会社の株をキープしている必要がありますが、はっきり言えば、「権利付き最終日」と言われるその日だけの保有でも手に入れることができます。

ですが、せっかく株主優待を手に入れても、肝心の株価が下かってしまうようでは意味がありません。そのため、キープするなら、業績なども調査する必要が出てきます。この先希望が持てる会社であれば、値上がり益と株主優待の二つの恩恵を受けることができます。

 

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株主優待のメリットとデメリット

株主優待の長所は、株主になっていることで優待品をゲットできるということ。その中には割引券や無料の優待券などもあるので、これを金額に換算していけば、配当以外に実質的な利回りもワンランク上昇することになります。他にも投資している企業の株価が伸びれば、値上がり益も獲得することができます。

ところが、株主優待ばかりに没頭していると、株価の値下がりによっては株主優待を超える損害が出てしまうことがありますので気をつける必要があります。さらに、株主優待は急に変更されたり、取り消しされたりすることがあります。優待内容の変更は、幹部の決議だけで判断されて決定することが可能なので注意です。

評判のいい優待企業であれば、株主優待の撤回や変更などによって持ち味が薄れ、株価が下降してしまうことも少なくありません。該当企業のホームページなどを、気に留めて確認しておくことが大切です。

 

株主優待をもらうには

多くのケースでは、株主優待は該当企業の決算月(本決算や中間決算)の最終営業日(権利確定日)の株主について、その権利が発生します。

ですが、株を取引きする関連性から、権利確定日の3営業日前の「権利付き最終日」までに現物株取引で株を購入しておく必要があります。はっきり言うと、この権利付き最終日に株を買い取り、翌日の権利落ち日に売り払ったとしても、株主優待を手に入れることができてしまうのです。

会社によって、権利確定日が違うのでチェックしておくことと、株主優待を受け取ることが確定する日(権利落ち日)には株を売り払う株主が増えて、株価が下がる傾向にありますので株主優待目的の短期取引であれば、株をいつまで保有して売り払うか考える必要があります。