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FX初心者のための取引講座05 為替市場で取引するのに最適な時間帯は?

 


FXのトレード時間は月曜の早朝から土曜の夜明け前までです。
時間帯毎に価格の変動の特性があって、大きめに反応するのは21時~翌1時くらいになっています。


売買時間が9時から15時までの株式市場と違い、FXは1日中売買ができます。ですが、いつまでも取引が続いているわけではなく、銀行が閉店している土日は売買は行われていません。
平日はずっと価格の変動がある為替市場ですが、時間帯により価格の変動に特性があります。


世界を代表する為替市場が3つ(東京・ロンドン・ニューヨーク)あり、東京時間は割りかしゆっくりした価格の変動になっていて、トレード額はロンドンが最多になります。
それでは、それぞれの時間帯の価格の変動の特性を確認していくことにします。

 

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●【オセアニア時間】AM6時~AM8時

マーケットに投資家があまりいなくて、全く価格に変動がない時間帯になっています。
ですが、ニュージーランドの経済指標が発表されるなど、朝方にレートが乱れることがあります。


●【東京時間】AM8時~PM3時

日本とシンガポールのマーケットに投資家が入ってくるために、価格の変動がおこってきます。
5日と10日と月末は「ゴトー日」と呼ばれ、海外との支払いが多くなるのでドルの購入が活発になり、9時55分に仲値が決定する前はドル円が動きやすくなっています。
ところが、10時あたりを経過すると落ち着いた価格の動きを見せることが多いです。ユーロとポンドなどのヨーロッパ通貨の価格の変動は穏やかになります。
それに対し、中国とオーストラリアの経済指標があるため、オセアニアの通貨はそれなりに変動します。


●【欧州時間】PM3時~PM9時

ヨーロッパの株式市場の開始は16時からで、急に価格の変動が見られます。
この時間は、欧州通貨がスタートし、ユーロ圏の経済指標の公表が控えています。
ところが、19時ぐらいになるとヨーロッパ勢は正午の休憩に入るので、穏やかな価格の変動になります。



●【ニューヨーク時間】PM9時~AM6時

21時になると米国の投資家が加わり、日本の参加者も増えてくるので、この辺から為替変動のクライマックスが始まります。
アメリカの経済指標が公表されるため、想像以上に荒い価格の変動になることも考えられます。
東京の仲値と似たロンドンフィックスが0時(冬は、1時)に相当するため、月末になればユーロやポンドの価格の変動で盛り上がります。
2時くらいになると、ヨーロッパの株式市場が終わるため、ある程度変動が納まりますが、深夜に要人によるコメントがあったり、アメリカの金融政策が公表される時があるので、真夜中に大幅に変動することがあります。

 


時間帯によって値動きが盛んな国がそれぞれ違うのがお分かりいただけたかと思います。
短期間の取引を行っているのであれば、価格の変動が激しい時間帯を狙うのも有りです。ただし、重要な経済指標の直前や直後に売買すると乱調するので、思い通りの値動きをすれば大きく稼げますが、逆を行けば一気に資金を失うことがあります。不安定で博打に近いので控えた方がよいです。発表からしばらくたった後に狙う方が安定したりします。